●アトピー性皮膚炎
3-1.アトピー性皮膚炎

3-2.アトピー素因
3-3.かゆみの誘発要因
3-4.法果的な治療のために
3-5.アトピーの予防
3-6.アトピーのスキンケア

●皮膚
●接触性皮膚炎(カブレ)
●敏感肌
●ニキビ
●色素沈着
●老化肌
●シワ

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生まれたての素肌から守りたい・・・・・抗酸化化粧品「リガメェント」

3-1.アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎の症状
アトピーとは“奇妙な”というギリシャ語に由来する言葉です。遺伝的素因の強いアレルギー性の過敏症で、喘息・鼻炎・皮膚炎などのかたちであらわれます。アトピー性皮膚炎は、大人によく見られる接触性皮膚炎とは異なり、子供に多く見られるのが特徴です。症状は乳児・小児期と思春期以降の成人期とはまったく異なる状態を示します。
乳児期・小児期
顔色はあまり良くなく、肌が乾燥しています。皮膚をこするとフケ状に浮き上がったり、剥がれ落ちたりします。皮脂膜の量が極端に少なく、角質層の水分やセラミドも少ないため、皮膚表面の細菌繁殖を抑える力もあまりありません。非常に外部の刺激に対して過敏な状態の肌です。
乳幼児顔面部急性湿疹(生後2〜3ヶ月)
この頃、頭に白いかさぶたができ、口の周りや頬に赤い斑が部分的に現れます。かゆみがあるためひっかいたりすると、ただれて顔全体に広がります。
小児乾燥型湿疹(3〜4歳)
小児になると症状が慢性化して、胸やわき腹に鳥肌のようなザラザラしたものができます。これが小児乾燥型湿疹です。特にひじの内側やひざの裏などの関節部がただれて、次第に皮膚が厚くなってきます。これを小児慢性苔癬化湿疹と言います。
こういった症状は乳児期だけでおさまるか、あるいは小児期までに治癒することが多かったのですが、近年は生活全般の変化から、思春期以降になっても治癒せずに継続することも多くなりました。

思春期以降

思春期以降になると、顔から首のまわり、胸から背中、そして四肢と広範囲に、乾いた慢性湿疹のような症状を見せます。下肢は虫に刺された痕のように固いしこりをもった、いぼ状の『痒疹(ようしん)』となることもあります。時には、体全体が赤味を帯び、皮膚の表面がフケのようにはがれる状態の『紅皮症』になります。



アトピー体質の子供には、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎が時期を変えて次々と起こってくることがあります。前・同愛記念病院副院長の馬場 実 氏は「アレルギーのマーチ」という仮説を立てられました。
アレルギーマーチ典型的な例
生後間もない頃にまず湿疹が現れ、アトピー性皮膚炎となり、下痢や腹痛など食物アレルギーの症状も見られます。生後6ヶ月以降になると、息を吸うときゼーゼーいい出し、やがて気管支喘息が発症します。その大半は成人になるまでに自然と治っていきますが、一部は成人まで持ち越します。そして、思春期になる頃からアレルギー鼻炎の症状も出てきます。