●アトピー性皮膚炎
3-6.アトピーのスキンケア

3-1.アトピー性皮膚炎
3-2.アトピー素因
3-3.かゆみの誘発要因
3-4.法果的な治療のために
3-5.アトピーの予防

●皮膚
●接触性皮膚炎(カブレ)
●敏感肌
●ニキビ
●色素沈着
●老化肌
●シワ


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生まれたての素肌から守りたい・・・・・抗酸化化粧品「リガメェント」

3-6.アトピーのスキンケア

スキンケア用品の選択

商品の説明や使用方法をよく聞き、自分の肌の状態も十分話し、
まずはサンプルで試してみることが大切です。

スキンケア用品:洗顔料

洗顔料は弱酸性の肌にやさしいものを選び、細かい泡をつくり、その泡で洗顔します。決してゴシゴシこすらないようにします。その後、額の生え際から、顎のラインへ流れるように十分すすぎます。よく、バシャバシャとすすぐ人がいますが、洗顔料が髪の生え際などに流れ、残留して皮膚を傷める原因となりますから、注意しましょう。

スキンケア用品:保水・保湿

まず保水してから保湿することが大切です。アトピーの肌の場合、何層にも重なっている角質細胞は乾燥して扁平で、隙間が広くあいた状態です。そのため水分が蒸散しやすく、逆に刺激が表皮深層に入りやすいのです。そのため、まずは保水し、角質細胞をふっくらさせて弾力をもたせます。隙間も埋まりますから、刺激が入りにくくなります。そして、その状態を長くキープできるように、ジェルやクリームなどで保湿します。

肌を休める

湿疹や炎症を起こしている時にそれをカバーするためにファンデーションをつけると症状は悪化してしまいます。さらに、そのメイクを落とすときに、また悪化させてしまいます。メイクは口紅とポイントくらいにし、それも早めに落としましょう。また、休日などはメイクをせず、肌を休めることも大切です。

入浴

皮膚を清潔にしておくためにも毎日の入浴はおすすめです。38度以下のお湯の場合、副交感神経に働きかけて心と体を落ち着かせてくれます。また、不必要な角質細胞がお湯でふやけて自然に剥がれ落ちますし、皮膚の基底細胞に栄養や酸素を運ぶ真皮層の毛細血管の血行促進にも成り、皮膚の新陳代謝が活発になります。入浴の際は、皮膚への刺激となる水道水のカルキを中和するか除去してください。また、体を洗うときはナイロンタオルやブラシを使わずに、泡立てた泡で手のひらで撫で洗いがおすすめです。

健康な皮膚
ウイルス・アレルゲン・カビ・紫外線などの侵入を防ぎ、水分蒸散を防いでいる角質層
アトピー性皮膚炎の皮膚
ウイルス・アレルゲン・カビ・紫外線などが
侵入しやすく水分蒸散が激しい角質層