●アトピー性皮膚炎
3-2.アトピー素因

3-1.アトピー性皮膚炎
3-3.かゆみの誘発要因
3-4.法果的な治療のために
3-5.アトピーの予防
3-6.アトピーのスキンケア

●皮膚
●接触性皮膚炎(カブレ)
●敏感肌
●ニキビ
●色素沈着
●老化肌
●シワ


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生まれたての素肌から守りたい・・・・・抗酸化化粧品「リガメェント」

3-2.アトピー素因
IgE抗体を作りやすい体質
遺伝的にIgE抗体が関係するT型アレルギー(即時型)を発症しやすい体質をいいます。正常な成人のIgE抗体の血中濃度は、血液1ミリリットル中150国際単位(約2.3ナノグラム=ナノグラムは10の9乗分の1グラム)とごくごく微量ですが、アトピー素因をもっている人はこれが増えます。そのため、体中にある肥満細胞の膜上にIgE抗体がくっつき、再び抗原(アレルゲン)が体内に入ると、肥満細胞に結合しているIgE抗体に抗原がくっつき、その刺激で肥満細胞が壊れ、中からヒスタミンなどのかゆみや炎症を引き起こす物質が出てきます。
<抗原>
アレルギーを引き起こす蛋白物質。金属アレルギーなどでは金属に蛋白が結合して抗原となります。アレルゲンと同義。

<抗体>
抗原と1対1で結合する血液中の蛋白物質。免疫グロブリン(Igimmunoglobulin)ともいいます。通常、抗体はウイルス、細菌などの体にとって害となる異物がもっている抗原にくっついてやっつける働きがあります。予防接種などはこの働きを利用しているわけです。
ところが、正常範囲を超えて過剰生産されるとアレルギーが発生します。また、外部の異物ではなく、自分で本来もっている成分を抗原として認識してしまい、抗体をつくるものを『自己免疫疾患』と呼んでいます。
<抗体の種類>
抗体(免疫グロブリン)には、IgG、IgA、IgM、IgE、IgDの5種類があります。アレルギーに関係するIgEは、正常では免疫グロブリン中の0.002%を占めるに過ぎません。このうち、IgE抗体はT型アレルギーを発生させる抗体とも呼ばれます。
アトピー体質の背景に遺伝
アトピー性皮膚炎を引き起こす人は、IgE抗体を作りやすい体質であるといえます。その背景には遺伝的なものがあります。両親や兄弟姉妹などに気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などの人がいるとアトピー性皮膚炎になりやすい因子を持っているといえます。両親のどちらかがアトピー体質であった場合約60%、両親ともアトピー体質であった場合は、おおよそ80%の確立でアトピー体質になるといわれています。