●接触性皮膚炎(カブレ)
2-1.皮膚の免疫

2-2.アレルギー
2-3.皮膚のアレルギー
2-4.接触性皮膚炎
2-5.一次&アレルギー性接触性皮膚炎
2-6.カブレ治療のために
2-7.身のまわりのアレルゲン一覧

●皮膚
●アトピー製皮膚炎
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●ニキビ
●色素沈着
●老化肌
●シワ

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生まれたての素肌から守りたい・・・・・抗酸化化粧品「リガメェント」

2-1皮膚の免疫

私たちの周りにはカビやウィルス、細菌など様々の刺激物質が無数存在しています。これらの病原菌が体内に入るには丈夫な皮膚を通過しなくてはなりません。角質細胞が何層にも重なった表皮は私たちが思っているより丈夫な器官です。また、角質細胞は毎日ある程度まとまってシート状に剥がれ落ちます。その時に、侵入しようとした微生物なども一緒に剥がれ落ちていきます。そして、また、表皮深層から新しい角質層細胞が徐々に重なってきます。
しかし、ケガをしたりすると大切な角質層が損傷して、一時的に角質細胞が損なわれる場合があります。どんどん病原菌が体内に侵入してきます。もし、角質層だけが体の防御器官だとしたら、私たちは簡単に死んでしまうでしょう。そうならないように、私たちの体は様々な防衛の仕組みをもっています。それを『免疫』といいます。
免疫とは?      
免疫とは『自分以外のものを体内から排除するシステム』です。私たちの体(自己)と、それ以外のもの(非自己)を区別して、非自己を排除して自己を守るのが免疫の働きです。免疫には『自然免疫』と『獲得免疫』と、大きく2つの働きがあります。

<自然免疫
自然免疫は非特異的な免疫と考えられ体内に侵入してきたウィルス、細菌、カビ、寄生虫などの非自己に対して、血清や体液中に含まれる補体やリゾチームと呼ばれる特別な酵素タンパク質、あるいは肥満細胞(マスト細胞)、多型核白血球、マクロファージやNK細胞などの細胞(細胞性)がそれぞれ単独で、あるいは共同でこれらを排除しようとします。

<獲得免疫>
自然免疫で対処できない場合には、獲得免疫と呼ばれる別の免疫が働きます。獲得免疫は体内に侵入した非自己である侵入物(これを抗原といいます)だけを認識するリンパ球が、体の中にあることにより特異的に行われる免疫反応です。一度認識された抗原は、それを認識したリンパ球が体内にあることで、恒久的に記憶されます。そして、再度、同じ抗原の攻撃を受けたときには、直ちに、認識したリンパ球が活性化され、抗原を排除しようと働きます。