●皮膚
1-2.皮膚の断面図:基底層
          ::有棘層
          :果粒層
          :透明層
          :角質層
          :真皮

1-1.皮膚の基礎知識
1-3.皮脂腺の機能と構造
1-4.皮膚とpHの関係
1-5発汗の分類と作用
1-6皮膚の生理機能
1-7.美しい皮膚を保つために


●接触性皮膚炎(カブレ)
●アトピー製皮膚炎
●敏感肌
●ニキビ
●色素沈着
●老化肌
●シワ

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生まれたての素肌から守りたい・・・・・抗酸化化粧品「リガメェント」

1-2-6.皮膚の断面図:真皮
表皮を下から支える真皮は膠原線維と弾力線維、そしてその間を満たす基質から構成されます。@乳頭体A乳頭下層B網状層の3つに区別されます。膠原線維はコラーゲンという蛋白質の白いヒモです。これが網目状に真皮層を満たし、そのヒモの交点にあるのが弾力線維のエラスチンです。エラスチンも蛋白質からできています。

基質
基質は、ヒアルロン酸やコンドロインチン硫酸などのムコ多糖類のほか、コラーゲン、アルブミン、グロブリンといった蛋白質、無機塩類のミネラルなど水分をたっぷり含んだゲル状の物質です。各線維や細胞の間の水分を保持します。
真皮を構成している膠原線維や弾力線維、基質は線維芽細胞からつくられます。この細胞は5〜6年で生まれ変わります。真皮には汗腺や脂腺、毛、多くの血管、リンパ管、神経があり、皮膚への栄養・代謝・感覚といった皮膚機能を担っています。

乳頭体
基底層と接した真皮側に突き出ている乳頭体と、そのすぐ下にある乳頭層は細かな結合線維と毛細血管からできており、たっぷり水分を含んでいます。乳頭層は表皮へ栄養補給を行い、表皮から情報キャッチします。老化により乳頭層の波型が扁平になると、表皮が薄くなって栄養が十分行き渡らずタルミの原因になります。

網状層
膠原線維や弾力線維が密に網状に並んでいることから網状層といいます。真皮層の中で一番厚い層です。皮膚の強さと運動をつかさどる皮膚の弾力を担います。老化に伴い線維が変性したり、切断されたり、減少してシワの原因になります。