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ビタミンC(アスコルビン酸) |
ビタミンCには水溶性と油溶性があり、下記のように様々なビタミンCがあります。 |
リン酸アルコビルマグネシウム(CVC-PMG)
●水溶性のビタミンC誘導体。皮膚吸収が早く皮膚内の酵素によってビタミンCとリン酸マグネシウムに分解される。 |
リン酸アルコビルナトリウム(CVC-PNA)
●水溶性のビタミンC誘導体。リン酸アスコルビルマグネシウムと比べると若干肌に刺激がある。 |
テトラヘキルデカン酸アスコルビン(VCIP)
●油溶性のビタミンC誘導体。水溶性ビタミンCより皮膚からの吸収は優れている。皮膚内の酵素によってビタミンCとパルミチン酸に分解される。 |
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アスコルビン酸ナトリウム
●ビタミンCそのもの。化粧品に配合するには不安定な成分なので、あまり配合されない。 |
パルミチン酸アスコルビン(エステルC)
●油溶性のビタミンC。 |
(i高濃度ビタミンC誘導体)
2001年4月より化粧品の自由化が行われ、一部の化粧品原料を除いて化粧品への配合量の規制が撤廃されました。その結果、今まで2%以下だったビタミンC誘導体(アスコルビン酸エステルマグネシウム)の配合規制がなくなり、5%や10%といった高濃度配合品が販売されるようになりました。が、ビタミンC誘導体というのは刺激があるため、高濃度だからそれだけ効果があるというわけではありません。逆に高濃度のため刺激が強くて使えないこともあります。つまり高濃度だからといって決して肌によいとは限りませんから、その点を注意してください。 |
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