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5-2.ニキビができる部位 |
ニキビができやすい部位は皮脂腺が多く分布しているところに限られますが、できる部位別により特徴や発生原因があります。 |
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おでこ
●ホルモンバランスの乱れ(特に思春期から青年期)
●毛髪の接触
※額の中心部に集中するもので初期のコメドの場合が多い。 |
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あご
●胃腸の調子が悪い
●貧血・冷え症 ●カルシウム不足
※手で触ったりすることで悪化し、悪化させると痕を残し、ひどい場合はケロイド状に残る場合もあります。 |
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鼻
●皮脂汚れ ●毛穴の詰まり
※鼻の頭や小鼻は、特に脂性が目立つ部位で、脂っこいカサブタがついていたり、毛穴が広がって、中の皮脂が変質したり、ホコリやチリによって黒くなって詰まりやすい部位です。 |
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口の周り鼻
●ビタミンB2・B6の不足 ●胃腸や肝臓の調子が悪い
●食べ過ぎ ●便秘 ●ストレス ●睡眠不足 |
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頬
●胃腸や肝臓の調子が悪い
●紫外線
※両頬にできる場合もあり、皮膚が薄くデリケートな部位なので、しぼり出すようなことは厳禁です。 |
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胸や背中
●紫外線 ●香水やオーデコロンの刺激
●ホルモンバランスの乱れ
※ニキビは顔だけではなく、皮脂腺の分布の多い胸や背中などにもできます。顔にできるニキビより大型化する傾向があります。 |
以上がニキビのできやすい部位ですが、それ以外の部位にできるときは、皮膚や内分泌系の異常、内服しているクスリによる薬疹なども考えられますから、軟膏などを塗るより、専門医に見てもらうことをおすすめします。特に女性の場合は、卵巣や子宮などの疾患が原因でホルモンバランスが崩れ、その初期の症状としてニキビが現れている場合もありますから、十分注意してください。 |
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